「政宗くんのリベンジ」2巻の感想


政宗くんのリベンジ(2) (IDコミックス REXコミックス)

Tiv 一迅社 2013-07-27
売り上げランキング : 46114

by ヨメレバ

1巻の感想へ

 政宗くんのリベンジ、1巻に引き続いて2巻も読んでみました。
 相変わらず勢いのある展開と、スラッとした美しい絵が個人的に高評価です。


スポンサードリンク

2巻では愛姫がデレてきた

 1巻でのやり取り、特にデートをしたことで、愛姫の方もだいぶ政宗に対して関心を抱くようになってきたみたいです。
 その証拠に、政宗が愛姫を無視し続けた結果、愛姫の方から我慢できずに話しかけてしまうという展開を見ることができました。

 しかし、政宗は今のところ愛姫に対して恋をしているとは言えないし、それを補えるだけの恋愛テクニックなんて持っているはずもありません。それが原因で、愛姫との仲が悪化してしまう……というのが、今作の見所の一つでしたね。
 政宗は相変わらず吉野のことを師匠、師匠と呼んで情けない姿ばかりさらしていましたが、後半ではちょっと男を見せたか? というところです。
 それでもやっぱり吉野のサポートはすばらしい。彼女がいなかったら、このマンガはすでに攻略失敗バッドエンドで終わっていたでしょうね……。

新キャラ、藤ノ宮寧子の登場

 2巻では愛姫が政宗に対して恋愛感情(もしくは、それよりも拙い愛着)を抱き始める様子が面白かったです。
 けれどこのまま進んでしまえば、次の巻くらいで政宗が愛姫に対する復讐を完了させて「無事完結」となってしまいかねません。
 ……しかしそうはなりませんでした。

 寧子は2巻の良いところ、本当に良いところで登場して場の空気をかっさらって行ってしまいます。
 政宗の知らない、しかし政宗に恋をしているという少女、転校生、ノーパン。
 
 彼女の登場で、愛姫と政宗の関係はまた少し面白くややこしくなっていきそうです。
 彼女自身の性格も一癖ありそうで、これから政宗とどんな風に絡んでいくのか、見物です。
 
 
 ……なんか立場が完全にニセコイの万里花とかぶってる! ということだけは、いったん脇に置くとして。

目次へ
 


スポンサードリンク